
その四:収穫 番外編
疎植への道 心得
その一:根の発育にじゃまな硬い層はしっかりと破壊するべし!!
その二:微生物にはムダなくしっかりとエサをやるべし!!
その三:微生物にはしっかり深呼吸させてやるべし!!
その四:田植え前にはしっかりと圃場整備するべし!!
その五:ムダな大量施肥は控えるべし!!
その六:ひんそな植え付け結果に耐えるべし!!
その七:日照不足と低温障害には深水管理!いもち予防も忘れすべからず!!
その八:こまめに育ちを確認すべし!!
その九:刈取り時期をよく見極めるべし!!
まずはこれ、見て下さい。
これは平成21年に疎植栽培に取り組んだ支社別実績です。
今回「疎植への道」でお伝えしていた圃場は上から4番目になります。
一番右端の「精玄米収量」欄を見て下さい。これが1反当りの収量ですが・・・・最終回に1反当りの収量は574.6kgとお伝えしておりましたが、なっなんと!!638kgもあるではありませんか!!!そして他の圃場を見ると600kgを超えているところが他に3カ所もあります。
収穫量は目標の600kgを超える成績となりました。さらに表1の「千粒重」を見て下さい。これは簡単にいうと実がどれだけ肥っているかということですが、通常は20~21gだそうですが、今回は22.3gあります。ということは疎植により光に当たる率が多くなるのでより光合成が盛んになり、結果としてデンプンの量が増えたということだそうです。しかし、実が肥ったからといって比例して美味しいかというと、これは別の話。
美味しいかどうかという評価は表3の「食味評価」を見て下さい。
まず、タンパク含量ですが、これは低いほど良いそうです。平均は7%~9%だそうですから、まあ平均値内ですね。
次にアミロース含量ですが、これも低いほど粘りがあって良いそうです。18%以上22%未満が適正だそうですからこれも平均値内です。
次の脂肪酸含量は、古米化を見るものだそうですので、今回はパス。
最後の品質評価値は、普通が65~70くらいだそうですので、今回は1ポイントほど下回りましたが、まあ普通の範囲内でしょう。
ちなみにこの食味に関する分析は、使用する機材により評価値が異なるそうです。今回は使用した機材公表値で判断しました。
と、いうことで、「極めてうまい」ということではありませんでしたが、平均を下回るものではありませんでした。
天候不順や最後のさいごに台風来襲など、決して良い条件ではないなか、この成績は立派だと思います。
これを見て下さった皆さん!!。平成22年の米作りは、是非疎植栽培にチャレンジしてみて下さい。
ご相談は最寄りのヰセキ販売店まで!!